2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

嘘も方便

近所の87歳の方が朴葉飯を持って母を訪ねてきた。 一緒に朝飯を食べながらいろいろなことを話した。 その中で、 子どもの頃に母に言われたことが今の自分の血肉になっていると語られた。 幾つかの印象的な言葉が出たが、一つだけ。 「どこでも使っているよ…

「デスカフェ」の試みと話し合いのはたらき

日曜日に連研、水曜日にプチ法話会があった。 連研では本格的な話し合い法座を持った。 テーマは「お浄土とは何ですか?」 「死後の世界は無いと思っているけど」とか 「浄土と今の生活がどう関係しているのか?」 というような自分自身の問いをみんなの意見…

久保光雲師の法話

つれあいが見つけた法話 大峯顕師のことを紹介しています。 私たちの念仏を、17願の「宇宙が念仏している」そのコーラスだと表現されています。 仏教講座 自力の「おまかせ」、他力の「おまかせ」

上からの公共圏と自らの公共圏

東井師の「生活の論理」における主体性を考えていたら、ひるがの開拓に苦労された方の葬儀に立ち会うことができた。 ひるがの開拓は満州移民と深い関係がある。満州移民は凌霜塾と関係がある。凌霜塾も一つの公共圏だ。 それと、戦後のひるがの開拓の公共圏…

ワールドカップのボール

サッカーワールドカップのボールが毎回気になる。 前回のブラズーカは正六面体だった。 この十字のパーツが六枚ある。 この写真ならサイコロだとわかりますね。 今回のボールはテルスター18 これを分解したものがこれ↓ 2018 W杯の公式試合球を切って分解し…

東井義雄の「生活の論理」から主体性へ

とても忙しい。 でも、私を刺激することがある。 ずっと前に、東井義雄師について書いたことがある。 「ほんもの」というとらえ方では分析できない 東井義雄先生はほんものの教師になれるのか(1) ・・・ その続きがあった。 いろいろな出会いの中で、それを…

言葉が語るのを聞く

大峯顕師と池田晶子師の対話から 「人間が語るのではなく、言葉が語る。 これは浄土真宗における南無阿弥陀仏の名号というものの本質だと思いますね。」 「言葉は自分で書いてはダメなんです。 言葉をして語らしめないと、絶対いいものは書けません。」 「だ…

メタモルフォーゼ

数学をやっていると、感動する時がある。 今回は、デルトイド→三つ葉→9点円というメタモルフォーゼに感動した。 最初は直極点を調べていた。 外心を通る直線の直極点が9点円になることを知った。 さらに、デルトイドはシムソン線の包絡線ということも知っ…

「多様なストーリーが響きあう世の中をつくることが民主主義」

郡上・9条の会で西郷南海子さんの講演があった。 題は 「だれのこどももころさせない」 とても率直に聞くことができた。 フロアーからの意見で、 「西郷さんの話は率直に聞けたけど、それはどうしてなのかを考えている。 若いママさんだからだろうか。」 と…

「君自身に還れ」

別院に行ったときに、本棚を見たら、浄土真宗聖典全集の3巻があったので買った。 ここには親鸞聖人の経典に対する註と西方指南抄が載っている。 税抜きで5500円。、 他の本を見ていたら、大峯顕師の本が沢山あった。 読みやすいのを、と思って池田晶子…

直極点とシムソン線

忙しい。 たぶん退職してから一番忙しい時なのかもしれない。 つれあいは簡単に引き受けるからだと言っている。 引き受けてしまうのは性分だ。 でも、忙しいと感じるのはやりたいことができないときだ。 やりたいことがあるのに他のことがのしかかって心の負…

本典勉強会(二河白道)

いつも不思議に思うけど、どうして楽しいのだろ。 たぶん、見えてくるからではないかと思う。 ぼんやりしていたものが、霧が晴れてだんだん見えてくるように。 今回は善導大師の「二河白道」譬喩のところ。 この譬えは、 白道は仏の「願力」の道(行)であり…

再帰反射

「又吉のヘウレーカ」を見ていたら「再帰反射」をやっていた。 光を当てると光る反射板の原理である。 蛍光が塗ってあるのだと思っていたら、再帰反射だという。 ずっと前、万華鏡を作ったときに、鏡の反射を利用して説明をしたことがある。 その時、反射し…