直極点とシムソン線

忙しい。

たぶん退職してから一番忙しい時なのかもしれない。
つれあいは簡単に引き受けるからだと言っている。
引き受けてしまうのは性分だ。
 
でも、忙しいと感じるのはやりたいことができないときだ。
やりたいことがあるのに他のことがのしかかって心の負担になっているという場合。
で、やりたいことが多すぎるという結論になる。
 
ここの所、数学では「直極点」と「シムソン線」の関係が気になっている。
やっていると疑問が出てきて、気になってしょうがない。
それが結構ストレス。
性分だからしょうがない。
 
直極点もシムソン線も三角形からできる点や線。
最初、直極点を調べていたら、楕円が出てきた。
直線を一点を固定して回転させてその直極点の軌跡を調べると楕円となる。
その楕円はどういう楕円なのか気になる。
外心を通る直線の直極点の軌跡は九点円になる。
垂心・内心・重心と調べていたら、これらがシムソン線の包絡線に接しているということがわかった。
そこで今度はシムソン線の研究が始まる。
その包絡線はデルトイドという。
これはシュタイナーが研究していた。
その作図のし方で躓く。
いろいろやっていたがわからないので、ネットで調べると、
アメリカのネットに書いてあった。
これは絶対に気がつかない方法だ。
今度はその証明が気になる。
(というわけで、どんどん忙しくしているのだ。)
とにかく、
ある点の直極点の軌跡はデルトイドに内接する楕円であることがわかった。
つまり、シムソン線→デルトイド→内接する楕円
今度はシムソン線自体の直極点が気になる。
これはデルトイドに内接する三つ葉になる。
というわけでいつ終わるとは知れない迷路に迷い込んでいる。
 
【九点円と直極点】
デルトイド(シムソン線の包絡線)
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