作品とアート

ジオジェブラ(GeoGebra)と出会ったのはいつだったか。
2015年ごろ、もう4年たつ。
その間に編集したブックは130、シートの方は1500までは数えていたけど途中からわからなくなった。
たぶん2500シート以上はあるだろう。
 
なぜジオジェブラでこれだけ多くのモノを作っているのか考えてみた。
私にとっての「学び直し」であり、「数学の研究」であった。
そしてそこに何よりも「作品」がある。
 
だから、私の作るジオジェブラの作品は一つのアートである。
個人的な問題を数学を通じて深掘りし、考えるだけでなく手を動かし、身体で感じる作品にしていく。
そして、身体で感じるがゆえに、考え方は深まっていく。
 
以前「限界数学」のことを書いた。
これは限界数学の一つの表現であり、デザインであり、「数学アート」だと思う。
また、世界にたった一つの発明である。
 
失敗も含めて制作過程やプログラムをできるだけ公開することを目指してきた。
新しい表現だと思うからだ。
 
これは情報の流れのよどみに浮かぶ一つの「うたかた」である。