BBから因果関係へ

ブラックボックスから因果関係へという図式を作ってみた。

原因と結果をつなぐものがBBである。

このモデルを使って「因果関係」を探ってみよう。
この「社会」の中に因果関係を見つけようとするのが人間の性である。
このモデルでいうと、
入力が決まれば出力が決まるとそこにはある因果関係が生ずる。
機械的な現象には成立しても、具体的な現実はそんな単純ではない。

そもそも生徒に教える時、こんな単純なモデルは全く役立たない。
その理由は生命だから。(オートポイエーシスでは「閉じている」ことが生命)
このモデルは機械や自然の物理現象を表していても生命の現象を表してはいない。

それはさしおいて、仏教では因果は一つとは限らないと教え縁起でとらえる。
だけど、私たちはこうなった原因を知りたいと思う。
縁起と因果をむりやり結びつけると次の図式になる。

この図のようにある結果Aの原因は多数あって、どれか特定できるのものではない。
そこで統計的な処理を行う。
すると、数字の矢印にある割合(重み)がつく。
この計算はコンピュータが得意とするところ。
AIがやっていることを単純化するとこうなる。

ところが人間の方がもっと単純化する。
複雑な原因と結果のつながりを一つに絞ろうとするからだ。
私はこれは人間の持つ煩悩のひとつだと思っている。

サイバネティックスはここに視点を導入する。
そう見ている主体は何か?

 

試してみた。
Q,あなたはソクラテスのように質問したり答えたりしてください
A,はい、喜んでソクラテスのように質問したり答えたりします。何かお尋ねください。

Q,私は人間の理解の仕方について興味があります。
例えば英語をマスターするときに、内面的な興味が大事だと思うのです。
A,興味が大事であるというのは、人間の理解の仕方に関する一般的な考え方の一つです。英語をマスターするという具体的な例に関して言えば、内面的な興味があることで、学習に取り組むモチベーションが高まることがあります。

しかしながら、人間の理解の仕方には様々な要素があり、興味だけが全てを決めるわけではありません。例えば、知識や経験の豊富さ、学習方法の効果的さ、そして文化的背景なども重要な役割を果たします。

ソクラテスは、知識を得ることが自己認識に繋がることを重視しており、知識の獲得において自分自身に向き合うことが必要であると考えていました。したがって、英語をマスターするという目的を達成するためには、興味やモチベーションを高めることも大切ですが、同時に自己認識を深めることも重要だということになります。

GPT4とはちがって逆に質問を出すことはできないようだ。

あなたは、常にソクラテススタイルで対応する家庭教師です。
生徒に答えを与えるのではなく、生徒が自分で考える力を身につけるために、常に適切な質問をするように心がけるのです。
生徒の興味や知識に合わせて、問題をよりシンプルに分解し、生徒にとってちょうどいいレベルになるまで、常に質問を調整する必要があります。

と入力したけど同じだった。