朝から雨がみぞれになりすぐに雪になった。
もう11月が終わる。
過ぎてみるとアッという間だった。
90年もあっという間だったと90を過ぎた人が語っていた。
今雪が降っている。
タイヤを交換しなければと思う。
まだ切っていない原木が残っていると心配になる。
昨日サツマイモを掘って良かったと思う。
薪割りをしていると、通りかかった人が声をかけてくれる。
「霜の時は地面は冷たいけど、雪が降ると地面は暖かくなる」
と話してくれた方がいた。
昨日は六ノ里のサロン支援で曼荼羅を見せて六道輪廻の話をしてきた。
六ノ里という地域を大切にして生活している人たちの忘年会を兼ねたサロンだ。
私の前には駐在さんが詐欺の電話対策や訪問買取の対処や注意を話しておられた。
薪がたまっていくと豊かな気持ちになる。
節約しながらストーブを焚くよりも、心置きなく薪を入れるのは贅沢だろうか。
能の「鉢の木」が浮かんでくる。
最高のもてなしであり、そのようにありたいと昔の人は思ったのだろう。
私の作った薪は暖をもたらすが、やがてそれも消える。
しかし、「鉢の木」の暖かさはいつまでも残っている。