「令和貧窮問答」新たな知の展開として

ことづくり」とはストーリー(物語)を創ること。
そして、この物語には新たな物語を生み出すエネルギーがある。
いやエネルギーを持たない物語はものがたりではない。

「高鷲郷土料理新聞」という新たな物語が始まった。
その中で「ひきずり」という料理についてこんな話が出てきた。
昔はな貧しい生活だったから
生きるのに精いっぱいだったから
こういう料理を考え出したんや。
だから貧しい恥ずかしいものなんやでと。

この話がとても面白かったので刺激を受けていろいろなストーリーを考えたけど、
文章にするよりも図にしたほうがわかりやすいと思って下の図にしてみた。

f:id:bunryuK:20220210131623j:plain

この図はどんどん編集し直され、新たな物語を生み出すのではないか。
そうあってほしいと心から願う。
実際に、貧しさとかどうせ転ぶなら下の方へというコトを否定的にとらえる必要はない。これは一つのエネルギーだったのだ。

こうやって新しい知識が生まれ、それは次のエネルギーを生み出す。
これはあくまで構想なので、実践によって体験される必要がある。
その具体的な実践の時にいつも立ち帰ることができるような地図として。