情報操作(ディスインフォメーション)について

3週間ほどベイズの定理について書いていた。いろいろと書いているとわからないことばかりで調べたくなる。調べていると新たな気づきがある。それをまた書く。そうやってようやくまとめることができた。同時にエネルギーも切れた。ただし、今回は動画と他のサイトを多用したが、そこには新たな視点があると自負している。

ベイズの定理からベイジアンネットワークへ
                                ・・・因果関係を確率で数値化しグラフで整理する

そもそもなぜ考えようとしたのだろうか。
それはビックデータの問題からどう処理をしているのか気になったからだ。
そして、「モノは二人で分けると1/2になるけど、知識は二人で分けると2倍になる。」と実感しているからだ。さらに、「すべての人間は生まれながらにして知ることを欲する。」からだ。

ネットでのフェイクニュースサイバー攻撃が問題になるけど、そもそもネットの情報はどうなっているのか?

例えば、FBはどうやって儲けているのか?
私たちはFBのサービスを無料で使っている。なのにFBは年間10兆円を超える収入を得ているという。実は私たちはサービスを無料で使うことの引き換えに、個人情報などのデータを提供しているのだ。そんな覚えはない。でも、FBのどんなコンテンツをクリックしたか、どんな写真や動画をどれだけの時間見ていたか、といった個人データ(ビックデータ)を意識しないままにFB(メタ)に提供している。
FBはこれらの膨大なデータを使って分析し、本当の顧客である広告主に広告の場を売り収入を得ている。

この意味で、私たちは投稿や写真などのコンテンツを生み出す「生産者」である。が、そのコンテンツは利用されている。例えば、どんな人がどのコンテンツを好むのかとかも個人データの中に含まれる。

FBはこういったコンテンツをどういう順番で表示するのかというアルゴリズムを作っている。興味を引くものを優先しないと利用者が減るので、例えば10代の少女に心理的な悪影響が出るようなアルゴリズムを知っていて作っていたという。
また個人の好みのコンテンツを投票に利用するということも行われている。

問題はこういったことを私たちが自覚し、巨大IT企業に規制をかけられるかだ。欧米ではそういった機運が高まり、実際に自主規制や法律ができているという。