幸せホルモン

孫が具合が悪く保育園を休むのですべての行事をキャンセルして守に行った。

思ったより元気でまずは安心したが、咳が何度も出る。
念のためにマスクをして抱きしめた。
この頃孫の方から抱きついてくるのが嬉しい。
孫を抱くととても幸せな気持ちになる。
孫が可愛いという気持ちよりも、抱いていると感じる何とも言えない幸福感がある。
身体が先にそれを感じる。

これは孫からの贈り物だ。
生理学的に言うと、孫を抱きしめた時にオキシトシンが分泌されるという。
俗に「幸せホルモン」という。
身体が感じるのだろう。

友人から聞いたことだけど、島根県の葬儀では、昔は老人の棺に子どもを模った藁人形を入れたという。今ではそういう風習は無くなったけど、孫を抱くということはこの上ない幸せなのだからそれを体現するという風習なのだ。

このことが体感として理解できる。
こういう幸福感を「オキシトシンの分泌」だと言うと何となく納得してしまうけど、体感の方が大事だ。(これは孫でなくても良いという)
孫をかわいがるのは身体が感じるホルモンを孫からもらっているとすると、孫にもこのホルモンが出ているのだろう。
そちらの方が大事な贈り物かもしれない。