アイデンティティの問題

古文書読ままい会の日記(資料)は明治2年から3年まできた。
牧村で三日三晩話し合ったけど庄屋が誰になるのかなかなか決まらない。
徹底した話し合い(寄り合い)なのだ。
そこから米国の大統領選の話になった。
トランプが嫌いという人から、良いじゃないという人がいて面白かった。
ところが古文書を解読するという点では一致して集合知を発揮できる。

さて、米国の大統領選で不思議に思ったこと。

大方の予想を裏切ってトランプが善戦している。
では事前調査があてにならないのはなぜか?

隠れトランプ支持というけど、それは半トランプ側からの圧力なのか?
道徳的ではないということからの圧力なのか?
どうも違うような気がする。

その感じを図式化すると

   利益損得ではない   理念でもない
         ↓      ↓
        価値観をめぐる対立
            ↓
   尊厳の問題 ⇒ アイディンティティの問題
    〈自分たちの存在を認めてくれる〉

これはイギリスでも同じだという。

この列島でも同じだ。

 

家の雨漏りがまだ解決していない。
明日雨が降ってから確かめる予定。
渡りの屋根のトタンのペンキ塗りをした。
もう何回目だろうか。

法隆寺金堂壁画のデジタル化と公文書保存の意味

まずこれを見てほしい。

horyuji-kondohekiga.jp

法隆寺の金堂壁画は1949年の火災で色を失ったが、消失前に撮影されたガラス原版がデジタル化された。

一口にデジタル化と言ってもその苦労は並大抵ではない。でも、その苦労に比例して使う方は手軽になる。
そして、このデータの美術史における歴史的な意味は、そこに用いられている絵画技術だけでなくとてつもなく大きい。

私はこの中の弥陀浄土図が好きだ。

このように公文書が保存されるというのは大きな意味があり、
歴史資料・文化財保全や公文書管理は、現在まさに急務となっており、その充実に学術会議が果たすべき役割はきわめて大きい。」

「公文書・統計の改竄・破棄・隠蔽が日常化した現在の政治状況を鑑みれば、日本学術会議の存在意義は明らかであろう」

それは決して権威主義ではない。

たまった「お気に入り」と新聞記事を捨てる

電話がつながらないので慌てて母のもとへ。
電源のコードを引き抜いていたらしい。
そのまま高鷲。

久しぶりにEdgeの「お気に入り」を整理した。
今までは頻繁に整理していたが。
時々整理する必要があるのだけど、もう膨大でいちいち見るのが面倒。
そこで、フォルダーごと消去することにした。
かなりすっきりしたが、消せないフォルダーの中にあるものはいちいち見るのをあきらめた。

新聞もたまっている。
というのは気になる記事は、半分に破いてとってあるからだ。
これも捨てなければならないけど、どうなったら捨てられるのかわからない。
そんなことで、最近新しい本を読んでいない。

ふと計算

2^10=2^9×2=8^3×2=64×8×2=512×2=1024

 昨日あった集会に参加できなかった。
代わりにこれを見た。

 

今日は煙突掃除をした。
中に雀が二羽死んでいたので、金網を買ってきて、出口を塞いだ。
足場があるうちにやっておいた方が良いと思って。
家の中が煤で汚れたのでついでに掃除。

ミミクリーズ「あのもよう」放送開始

先ほど放送を見ました。

映像は以前拝見したのですが、今回はナレーションが入っていて、これがぴったりで
さらにより自然に見えました。

木を作るところと、それを自然の木と比べるところが一番心配でしたが、
 自然に表現されていました。

そして、最後に、似た形になるのはどうしてだろうと問いを投げかける形で終わったのも素敵でした。

「あのもようだとなにか良いことある?」と。

これだけの映像を創り上げるのはとても大変だったと感じます。
実際何度も打ち合わせをしてから、さらにいろいろな実験を行い、それを映像に撮る。

この10分間の映像にこんなに多くの方たちの仕事(関わり)があるのだと分かったことが、今回の貴重なご縁でした。

そのご縁を繋いでくださった杉本さんに心からお礼を言いたいと思います。

「ありがとうございました」

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 なお、なぜ137.5度になるのかは次のページを見てください。

「まつぼっくりをロゴで作ってみよう」 

 

魔方陣を作ってみよう

ここの処、古文書ばかりやっていたので、数学のアプレットは作っていなかった。

たまたま見た放送大学の数学の歴史で「魔方陣の作り方」をやっていた。

とても簡単な方法なのでジオジェブラで作ってみた。

作ってみたら魔方陣にはまっていた。

 

 

このように魔方陣は対称性を考えれば答えは見つかってくる。

なぜそうなるのかの証明まではわからないけど、このやり方は素晴らしい。

と同時に、最初に順番に数字を並べるというやり方はなかなか良いなと感じた。

そもそも、このように並べると、対角線の和は魔方陣の和(定和)と等しい。

この和になるように対称に入れ替えれば自然に求まっていくのではないかと感じた。

 

一番簡単な3×3の場合でやってみよう。

まず順番に数を並べる。

すると、合計の大小がわかるので、15になるところは変わらないように入れ替える。

例えば、外側を一つづつ右回りに回転させる。そして縦と横を入れ替える。

 

その答え

 

3×3の魔方陣は一通りしかない。

次は4×4や5×5に挑戦してみよう。

魔方陣に挑戦

「あのもよう」ミミクリーズの番組紹介

TV番組の紹介。

NHKEテレのミミクリーズという番組です。

 https://www.nhk.jp/p/mmcs/ts/88XV2YG5K8/

 番組名「あのもよう

ひまわりの花やまつぼっくりに、ふしぎなもようがある。そのもようを観察してみると…

初回は11月2日の放送。

 11月2日(月)17:35〜

11月5日(木)11:30〜

11月7日(土)6:45〜

 いずれも10分間

  

この番組のアドバイス(お手伝い)をしました。

子ども向けの番組ですが、映像のクオリティが高い。

9月ごろから、Zoomで担当者と何度も打ち合わせをしました。

ようやくできたそうです。

前もって映像だけ見ましたが、なかなかきれいです。

 

ぜひご覧ください。

NHK+でも見ることができると思います。

【 参考になるジオジェブラ】

 ひまわりのシュミレーションです。aを動かすと拡大します。

拡大していくとらせんの本数がだんだん少なくなりますが、ちゃんとフィボナッチ数列になっています。

 このように芽が出てきます。

スタートをクリックしてみてください。

156、自然界のらせん ・・・らせんとは、どんな形か? PDF(2014.12) 

 GeoGebra 成長のらせん  (2015.7)

月日は百代の過客

方便とは譬喩であり、仏からの方便は譬喩を用いて私に伝わる。

そして、譬喩とは関手(矢印)である。

「月日は百代の過客にしてゆきかう年もまた旅人なり」

人生も旅。

 旅      →  人生           (一生)
  ↓            ↓              ↓
 宿  → 天地 → 山河   → 借りの宿 → 身体(一形)
  ↓     ↓     ↓       ↑      ↓
 過客 →〔  〕→ 過客たる私→  私   →〔  〕

客にとって宿のモノは私のモノではない。

使わせていただき、次に来る人に渡すモノ。

シェアした車椅子、手すりは返す。

車、家、そして身体も。

 

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母の92歳の誕生日。干し柿を全部自分で剥いてつるした。