地球の公転と日照時間

心が落ち着かないので、何か作ろうと考えた。
久しぶりにGeoGebraで作ってみよう。
そういえば、冬至を過ぎても日没(日の入り)が早くなるのは何故だろうか。

それは、冬至の方が近日点に近く冬至を過ぎても南中時間が遅くなるから。

近日点の方が地球は速く動くので、自転の時間に対してより進む。
だから、南中時間が遅れる。
南中時間も表現したかったけど、難しすぎるので止めた。
日照時間の数式については、AIに相談したら次の数式を出したので、それを使い、さらに合うように少し変形した。

基本公式(標準形)

T=215cos1(tanϕtanδ)(時間)\boxed{ T = \frac{2}{15} \cos^{-1}(-\tan\phi \tan\delta) \quad (\text{時間}) }


記号の意味

  • TT日中の長さ(時間)

  • ϕ\phi観測地点の緯度

  • δ\delta太陽の赤緯(季節で変化)

  • 1515:地球の自転
    360÷24h=15/h360^\circ ÷ 24\text{h} = 15^\circ/\text{h}

どうやって出したのかはわからないが、確かめると少し違うだけ。

次のシートの地球の位置は自由に動かすことができる。北緯も変えられる。

ところで、地球は太陽の周りを一年かけて回るのだから、360度÷365日で、
一日に角度で約1度回転する。
つまり、24時間で1度だから、これを分に直すと、一日24時間×60分。
これを360度で割ると、4分ぶんだけ余分に回転しているということがわかる。
絶対位置に関しては24時間ではなく、4分引いた時間で一回転するということだ。
上の図の一日分は1°で、自転でいうと4分だということ。
つまり、
地球は一日24時間にするために4分ずつ余分に回転しなければならないのだ。

なぜ冬至で日照時間が最小になるのかは、地軸の傾きによる。
この角度が太陽に対して最大になる位置が冬至で、たまたまこの場所。
次のシートで、北半球では春夏秋冬がどこだかわかってくる。

近日点で早くなるのは楕円軌道だから。楕円軌道についての図。

楕円だと近日点で早くなるのはケプラーが見つけた。

次のシートは最初の緯度を北緯35°としてシュミレーションした。
緯度を変化させると仕組みが何となくわかってくる。

太陽の見かけの円が、地平線上にある時が日照時間。
これなら日照時間を計算で出せることが予想できる。
これは昔作ったけど、今見るとこれを理解すること自体が難しいな。
でも、こうやっていくつかのシートを並べるとイメージが膨らむような気がする。


その他の 天体シュミレーション 


病院へ行ったら、手術を進められた。
予約をお願いしてきた。

 

この日照時間の計算式はどうやって求めたの?

とても本質的な質問です。

この式は **「地球を球として、天球上の幾何」**から 一直線に導かれます
順にほどいていきますね。


出発点(考え方の芯)

日照時間 =
太陽が地平線の上にある間に、地球が回転した角度

つまり
👉 角度の問題です。


① 天球で考える(図形の舞台)

地球中心を原点とする 天球を考えます。

  • 地平線:天球を切る平面

  • 太陽:赤緯 δ\deltaの位置を回る点

  • 観測者:緯度 ϕ\phi

太陽は
👉 赤緯 δ\deltaの小円
を 24 時間で1周します。


② 日の出・日の入りの条件

日の出・日の入りでは:

太陽高度 h=0

天球の基本公式(球面三角):

sinh=sinϕsinδ+cosϕcosδcosH\sin h = \sin\phi \sin\delta + \cos\phi \cos\delta \cos H

ここで

  • HH時角(南中からの角度)

日の出・日の入りでは h=0h=0

0=sinϕsinδ+cosϕcosδcosH

③ 時角 HHを解く

整理すると:

cosH=tanϕtanδ

ここで

  • H0H_0:日の出(または日の入り)時の時角

H0=cos1(tanϕtanδ)

④ 日照時間は「この2倍」

太陽は

  • H0-H_0+H0+H_0

の間、地平線の上にあります。

よって角度は

2H0

⑤ 角度 → 時間に変換

地球は

  • 360360^\circを 24 時間で回転

  • 15=
    1時間
    したがって

T=2H015T = \frac{2H_0}{15}

これに③を代入:

T=215cos1(tanϕtanδ)\boxed{ T = \frac{2}{15} \cos^{-1}(-\tan\phi \tan\delta) }