六日祭の延年について

花笠(花蓋)は五つある。
左から桜、菊、牡丹、椿、芥子
祖父がいつもこの花を神棚に飾っていた。
この花は豊かな養蚕をもたらしてくれるという。
六日祭りは養蚕の祭りだったのだ。

まず酌取りから始まる。箒で掃いたあと。
これは、飛騨の焼野を荘園として長龍寺が賜った時の祝宴の様子を現したもの。
三献の儀という。

 

次にとうべん(当弁)
梅王と竹王(二人のかぶり物を見ると違いが判る)
梅は百木の先に開きて、匂い千秋の嵐を含む
竹は万歳の世々を重ねて、一天に納まれり

 

そして露払い
猩々の面をかぶって、緋色の陣羽織を着て、左回り、足踏み、右回りする。

 

乱拍子(五段の舞)子どもたちがとてもかわいい。

 

これらの記事は「美濃馬場における白山信仰」高橋教雄著からの引用。
勘違いもあるかもしれない。

干し柿を仕舞わずに吊るしていたら、払暁にカモシカに食われてしまった。
カモシカもお腹がすいていたのだろう。