郡上市地球温暖化対策実行計画協議会「第一回目」

今日、第一回目の「郡上市地球温暖化対策実行計画協議会」に参加してきました。
これ長い。「温暖化対策協議会」「SDGs協議会」「脱炭素協議会」・・・とか。

次回は12月なので、もっとやったほうが良いと思いつつ、ほとんど事務局からの提案ばかりで発言する機会がなかった。(テーマが大きすぎて仕方がない面もある)
ワーキンググループでの自己紹介もほんの少し、しかも代表を決めるだけで終わり。
もっといろいろな方の意見を聞きたかった。

今回、岐大の植物生態学の伊藤浩二先生から、
堆肥や緑肥を農地にすき込むなどして年間0.4%土壌中の有機炭素を増加できれば、化石燃料によるCO2増加分を実質0にできる
という研究があるということを教えていただきました。
これは驚きです。昔、山の草を刈ってきて田んぼに踏み込んだことを思い出します。
あれは肥料というよりも、土壌を有機化し二酸化炭素を取り込み、微生物の働きを活発にしたというすごい農法だったということです。

4パーミール・イニシアチブ

伊藤先生は、「大変な草刈りも、有機物を収穫していると思えば、やる気UP!
と語っていました。

さらに、副市長が「食べ残し」をたい肥にする活動をしているグループの取り組みを紹介していました。そのたい肥から野菜を作るという循環型の農業をこの郡上でもいくつかのグループが取り組んでいるというのです。
さらに、有機の農地を25%にするという国の方針もあります。
終わってから副市長に「学校給食をオーガニックにする」というお母さんたちの運動があることを紹介しました。副市長はぜひやってほしいと言われました。そして、給食の材料の規定を郡上独持のものにするよう言っているとも話してくれました。

◎食べ残しの生ごみをどう集めるのか
◎木くずをバイオマスとして利用できるシステムをつくるには
◎郡上の中にあるいろいろな取り組みをどうつなげるのか
◎そのつなげるプラットフォームに協議会がなればいいな
◎とにかくつながりが大事。いろいろな人と知り合えるのが協議会の一番大きな役目かもしれない。
◎それぞれの事業所で炭素を出す量を算出する計算式があり、現在郡上のデータを算出するために、それを外注している。その結果が出るのが12月で次回・・・これは楽しみ
◎事務局は「見える化」を強調していました。
◎さらに「温暖化対策」が「禁煙対策」が成功したように当たり前になるのかどうか