銀行で入力間違いを見つけ出す方法がわかった!

今日は自主運動教室の日。
雪の中を多くの人が参加して下さった。

レクで脳トレとしてやったのが数当てマジック。
44、アッと驚く数学マジック    ―― 魔理由九 登場!――   (2002.7)
     『隠した数字をピタリと当てる』

二桁の数を思い浮かべ、その数に0をつけてその数で引きます。
 例えば、21だと、210ー21=189

次に、出てきた3つの数から好きな数を選んで隠します。
残りの数を教えてください。
 例えば、8を隠して、1と9を教える。

あなたが隠した数は、ずばり8ですね。
えーっ。どうしてわかったの!

こういうマジックなのだが、問題は引き算。
これがなかなかできない。
四苦八苦しながら計算していた。

実は、引き算した3つの数の合計は必ず9の倍数になっている。

これをやった後、縁(えにし)のNさんから面白いことを聞いた。
若いころ、銀行に勤めていて、その日の決算を確かめるとき、
伝票の合計と現金の合計が合わないときがある。

その時、(伝票の合計-現金の合計)÷9と計算すると
間違った所がわかるというのだ。

その時は、なぜわかるのかわからなかったけど、
9で割ったことを思い出したので、何か関係があるのではないか
と言う。

それを聞いて嬉しくなってしまった。

銀行で伝票の合計と現金の合計が合わないのは、たいてい桁数の間違いが多い。
0の数を間違って入力するのだ。
 例えば、320000円を32000円と入力してしまったとする。
 320000-32000=288000
 これを9で割ると、32000と出て、間違って入力した数を教えてくれる。

他の数はあっているので、
見事に間違って入力した数だけがあぶりだされるのだ。

マジックで0をつけるというのは、桁数を間違えたことと同じ。
10aーa=9aだから出てきた数を9で割ると、aがわかるという仕組みだ。

今日の一番の成果だった。