チゴガニの卵の生き残り率

テレビを見ていたら、
東京湾の干潟に巣穴を掘って暮らすチゴガニ
をやっていた。

チゴガ二が産む卵は1500個ぐらいだと言っていた。
それがどれだけ大きくなるのかという問いを立てる。

この問いは普通の問いだが、その答えは比較的簡単に求まる。

まず、一匹から二匹が大人になるとすると、
数は二倍となり、倍々ゲームによって、東京湾チゴガニで埋め尽くされてしまう。
もし、一匹から0.5匹が大人になるとすると、N=(1/2)^x・Nとなり、倍々で減っていく。

これはチゴガニが一年で死ぬと仮定しているが、
絶滅もせずに何千年も生きのびているのは、2匹から2匹とういうことはすぐに理解できる。

1500個の卵から2個大人になるということだ。
テレビでは数パーセントと言っていたが、0.1%だ。
これはもっと精緻な理論に組み立てることもできると思う。

今日もいろいろなことがあった。
同窓会の物故者追悼法要の準備の合間に、
円周等分方程式の解き方をいろいろ調べていた。
確か、一昨年やったと思うのだが、すっかり忘れている。
忘れていると、何回も発見ができるので楽しくなる。