ルーローの三角形

モズの巣の中をそっと見たら、卵が数個あった。
時々、メスも飛び立つが、良いのだろうかと心配になる。
 
さて、昨日は、やめたつもりのジオジェブラを一日やっていた。
30年前に、ルーローの三角形の回転運動を見て、プログラムが組みたいと思ったけど、
難しいと思ったのであきらめていた。
ところが、最近ルーローの三角形を使ったロボット掃除機で出てきた。
 62、「等高重心立体」を探る・・・『CDでおもちゃ作り』  (2004.10)
 
ジオジェブラならできるのではないかとふと思って、やってみることにした。
まず最初に、紙で実物を作って実験し、それをそのままパソコン上で動かすことにした。
この紙のルーローの三角形はとても役に立った。
そのままジオジェブラで動かしたのがこれ。
 ルーローの三角形・・・原理
 
これを見ていたら、重心の動きがサイン関数であることに気がついた。
重心は木で、サインは振り子でやっていたので、浮かんできたのかもしれない。
それで、できたのがこれ。
 ルーローの三角形・・・横移動
 
横移動と三角形の回転を組み合わせた。
二つの調節は中々微妙で、別々の動きを調節するという方法を取った。
そして、最後に回転運動。
サインカーブは回転運動になることはすぐ結びついたので、
後は、重心の回転と頂点の方向を調節するだけ。
それも、いろいろ実験して確かめた。
結局、ジオジェブラは実験ができるという点が優れている。
もちろん、何度も壊して最初から組み立てなおした。
  ルーローの三角形・・・回転
 
これなら高校生の数学活動に十分に使えるのではないだろうか。