第4回「わくわく図書館」

昨夜Zoomをつかって「わくわく図書館」を行った。

これで4回目、参加者は9名。

今回は「人新世の資本論」を第一章から詳しく読んでいこうということで、40ページの内容を19ページにまとめたレジメを用意していただいた。
もちろん要約ではなく、中に書かれていることが事実であるのかを調べるために、様々な事例を調べてあるので、それくらいの分量になってしまう。
まとめた方が、私が一番得をしたと言っていた。

その内容を書くと長くなるので、まとめると、「あと3年で道筋をつけないと地球は取り返しがつかないことになる」ということ。

グレタさんが、「大人たちはいったい何をしているのか」と叫んだように、未来の人たちから「あなたたちはいったい何をしていたのか」と責任を問われるのだ。

感想の中でこんな提案があった。
「今度が2℃上がった世界の中で生きていくことを考えた方がいいのではないか」
もちろん反語として議論を深めるために言われたのだが、これは極めて現実的な問いである。でも、多くの人は「プラス思考」と考えているけどこれは人間の弱さだと思う。

温暖化による海水温の上昇・水の収奪・熱帯雨林の開発・大規模農業による土地からの収奪→食糧危機・ごみ問題(大量のプラスティック・核のゴミ・化学物質)。

地球から人々から、資源を収奪し大量の廃棄物を垂れ流している。(だから人新世)

これらはもう私たちにも見える形で押し寄せている。
いや、まだ見えていない。
見えていないのは私たちだけで、大企業はすでに温暖化を経済成長のために利用することを始めている。

オーガニックコットンの話がようやく身近に感じられるようになってきた。
地産地消の意味がようやく分かってきた。
歩みは遅いけど、確実に前に進んでいる。
一番の成果は隣でZoomミーティングを聞いていたパートナーが意識しだしたこと。

大気と水の循環(地球の成り立ちと気候変動) - 探究ノート|環境展望台:国立環境研究所 環境情報メディア

この海洋大循環は2000年周期。
「温暖化によって北大西洋沿岸は寒冷化する」→えっ、なぜ?
    ⇨その答「地球温暖化」 友人のブログより

今の状況は2000年後まで影響を及ぼす。