具象の海、抽象の山

説明するときに「たとえ」を使うと分かり易い。
このたとえと「回り道」とが、同じコトの逆の現われであるということがわかってきた。
矢印は対応、射、写像、拡大、相似・・・などを示す。
「回り道」は抽象の方へ、「たとえ」は具象の方へはたらく。
 
「数学における抽象とは何か・・・アーベルの具象とガロアの抽象を包むもの」高瀬正仁
を読んでいたら、紙に書きたくなって10枚ほど書いていたら、だんだん浮かび上がってきた。
うまく説明できないので写真を撮った。
 
対応は対比であり、アナロジーであり、メタファーである。
でも、それだけだと、はたらきを生み出さない。
はたらきを表現するのが回り道である。
たとえはそれを逆に行っただけ。
 
今度は、これを使って曇鸞大師の「広略」の思想を読み開いてみたい。
でも、だんだん表現することが難しくなっている。
どう、書いたらいいのだろう。
 
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