「ケア会議」と「市文化財保存活用地域計画」の聴取

朝、薪を割っていたら子どもたちが来て「寺子屋はいつやるの?」と聞いてきた。
「あれ今日から夏休み?」「今ラジオ体操の帰り」というわけで、月曜日からラジオ体操に参加することにした。寺子屋も月曜日には出来るだろう。

午後からのケア会議には、ケアマネ、看護師2名、医師、訪問介護、私が参加。
すると先生が本人も自分のことだから呼んだ方が良いということで母も参加。
これは大事なことだと思う。
耳が遠いので担当の看護師さんが通訳をしていた。
数値は一年前よりも進んではいないけど、重症と言えば重症。よく頑張っている。
不安の方が強い。年齢的に不安と付き合うのが難しい。
と担当医が言われ、その後、入院中の様子や病気に関する質問や今後の方針、具体的な対処方法を相談した。

本人の希望はと聞くと、どっちでも良いという。お前に任せるという。
どうやら息子に迷惑をかけるのが一番心配らしい。
これが不安の大本なのだろうと訪問介護の看護師さんと意見が一致した。
盆前に退院の方向で決まる。

夜は市教委社会教育課から文化財保護協会への意見徴収会に参加。
7時からその後の打ち合わせを含めて10時までかかってしまった。
テーマは文化財の活用で文化庁→県→市という流れなのだけど、少子高齢化が最大の課題だ。保存だけでなく活用に重点があり、そのための物語を創りたいという。

とりあえず、各町にある博物館が素晴らしいものだからそれを活用することを言っておいた。これらは知られていないけど素晴らしい文化財である。

美並の美並ふるさと館(星宮神社)、白鳥の白山文化博物館(長滝神社・中居神社)、高鷲の開拓記念館(鮎走白山神社)、大和の古今伝授の里フィールドミュージアム(明健神社)、明宝の明宝歴史民俗資料館、八幡の歴史資料館など多数(三神社)、和良の和良歴史資料館戸隠神社)。

いずれも地元の方たちが取り組まれ工夫された素晴らしい博物館・資料館なのだ。
これが知られていない点が最も問題だと思う。
高鷲開拓記念館を作る時の苦労話や、美並の池田勇次先生から聞いた造る工夫の面白さや、金子貞二先生の思いを忘れてはいけない。これこそが貴重な文化財なのだ。

高鷲の歴史について子どもたちにもわかる本を二年計画で出版することになった。