鷲見氏研究会と「翻刻」と地域コミュニティ

「町民センターの日」は雪の間休もうということになったけど、「鷲見氏研究会」は水曜日に続けることになった。

今年初めての鷲見氏研究会。
六名の参加。

以前購入した巻物の鷲見家軍忠状の写しと鷲見氏系図を市の歴史資料館で「翻刻」していただいたので、それを読んだ。
翻刻という言葉を初めて知ったし、このようにまとめるのかと勉強になった。

『くずし字の「翻刻」とは、古典籍や古文書などに記されたくずし字を読み、現代日本語の文字コード(実質的にはUnicode)に変換する作業を指します。情報処理の用語としてはテキスト化と非常に近いですが、後述するように両者がカバーする意味は微妙に異なります。』

この翻刻は資料としてサイトにアップするつもり。

書いてあることで長善寺文書との違いや私自身が間違えて翻刻していた所に気が付いて、いくつか修正した。

さらに馬淵先生が鷲見大鑑の現代語訳をしたのを頂いた。
これなら中学生にも読める。
これもサイトにアップするつもり。

その後、鷲見氏820年祭のコンセプトをどうするのか話し合った。

一応私の構想を書いておく。

鷲見郷と鷲見氏820年祭

☆この祭りで高鷲の魅力がアピールでき、それが今後も持続していけたらいいな。
☆鷲見さんだけではなく、鷲見郷の人たちにも参加してもらいたいな。
そのためには

①魅力ある町づくり・・・地域コミュニティの可能性(協同活動・学習)
 自然・・・森・山・鷲見城
 文化・・・郡上一揆・文献・食べ物・神社・学校・図書館・町民センター
 人儲け・・・体験(炭焼き・農業・食事)・様々なサークル

エコツーリズム(長期滞在型の宿泊・白山・うぶすな)
 体験(歴史体験【歴史の面白さを】・白山神社八幡神社・祭り
 物語(鷲狩り伝説・昔の言い伝え)
 鷲見郷が生み出してきたもの(長良川の源流・歴史・芥見との関係)

③先祖の歴史を大切にしてきた一族
 鷲見氏の故郷・鷲見郷とは・鷲見氏とは
 自分たちが誇れる自然・誇れる文化

以前書いた、白山鎮守の森コミュニティが大きなイメージで、持続的な地域再生運動だ。

f:id:bunryuK:20220107095501j:plain