本典研究会「信巻」に入る

今年初めての本典研究会があった。

信巻に入った。
別序と標挙で3時間。

振り返ってみると、同じことがずっと出てきているのだけど、
大信ということをそのまま受け取ることが、
自力で生きている我々にはとても難しい。

それは理解ではないし、そのまま信じることでもない。
親鸞さんはそれを「信楽」と言われ、「疑蓋間雑あることなし」と言われた。
安方師はこの「信じるコト」の譬えを約生で述べられた。

「無蓋無雑」とは、蓋が無いこと。
瓶に蓋があると、水が入らない。
蓋が無い瓶は大洋に置かれれば水はおのずと入るし、
水の中にそのまま漬かっている。
蓋とは自力の蓋で水は信心。

「無疑決定」とは無二心と無確信。
二心(有るか無いかと二つの心がゆれること)と
確信(そう思い込む心)
が無くなること。

疑いが無くなる(無疑)ことと、疑わない(不疑)ことは全く異なる。


午前中病院で検査、夜は地区長会。