多角形の重心と頂点の平均重心

「日記としてのブログ」の良い点の一つに、
昨年の今頃はどんなことがあったのかすぐにわかることがある。

そして、それを見ていると、
そんなことを考えていたのかと思うことと、
同じことを相も変わらずやっているなと思うこと
の二つがある。

相も変わらないのは、堂々巡りをしているからだ。
が、だんだんぼけてきているから仕方がない。
だから、同じことを何度も発見だと思うのは幸せかもしれない。

一昨日、統計の学習をしていて、点の平均が点で求まることを知った。
(A+B+C)÷3は平均だが、それが平面上の点で表わされるのだ。
当たり前のことだが、それが何とも新鮮でその点をいろいろ動かしていた。
あれ?と思ったのは、これは重心ではと感じたからだ。
なんだ、重心は平均かと思ったので、今度は(A+B+C+D)÷4にしてみた。
すると、四角形ABCDの重心と4点の平均は異なっているではないか。


これも、もうすでにどこかでやったことかもしれないが、
こうやって自分自身の文脈(物語)でたどると、
新たなつながりが見えてくる。
そして、今まで勘違いをしていたことに気がつく。

その新しい世界は、「二つの重心が違うもの」という単純なことがスタートだが、
そこから広がる世界は広い。
昔、あれおかしいなと思ったことが、そうだったのかとわかることは嬉しい。

このうれしさと、親鸞さんの慶哉が同じものかどうかわからないが
私にとってのうれしさとはこういう感じだ。