第二回本典勉強会

「本典(教行信証)勉強会」があった。


総序を読み終わった。

安方師が言われる。

「なぜ私たちは本典を学ぶのですか?」
「信心を獲得するためではありません。
一つは、宗祖のご苦労を知り、報謝(報恩謝徳)のため。
もう一つは、その報謝の喜びを他に伝えるためです。」

「念仏を往生の行だと考えることは、
 お中元をくれた本人に、熨斗紙を張り替えて返すようなもの。」

随所に入る譬えが面白くて聞き入った。

「私たちの仏は、見える仏でなく、称えることのできる仏、聞くことのできる仏」

「宗教とは出遇ったものの喜び。
 今からどうすれば出遇えるのかを述べるものではない。」
「私たちの宗教は『遇う宗教』です。」

『「悲哉」→「誠哉」→「慶哉」   これを三哉(さんさい)という』
この三哉と歎異抄9条がつながる。

『「愚鈍」とは、自分が正しく賢いと思うものを言います。』