コミュニティ・オーガナイジングのワークショップをやってよかった。
参加者も予想をはるかに超えた。
声をかけてくださった方がいたのだ。
講師の天池さんと食事をしながらいろいろ語った。
もう10年以上前に会っているので、たぶん40代だろうと思っていたら、
まだ30代後半。
ということは出遇ったときは20代後半だったということになる。
私はずっと生活指導教師だった。
でも、人と話すことは苦手だし、活動も積極的ではない。
何よりもさっそたり呼びかけたりすることができない。
そう思っていた。
でも、生活指導とは時と場とのすべてにかかわる教育活動だ。
だから、教室だけの活動ではなかった。
退職して、本当に地域の平凡な一員になったとき、
そういう地域生活指導運動ができるとは意識していなかった。
むしろ、これで好きな数学や仏教の研究をたっぷりとできる
と喜んでいた。
ところが、日々の生活は大きく変動している。
生活自体がムーブメントを要求している。
いろいろな活動に加わる中で、さっきの苦手なところがネックになってきていた。
では、かってはなぜ生活指導教師でありえたのか。
それは、教師という立場を利用していたに過ぎない。
今、そういう立場が何も無くなったとき、何もできないことに気がついた。
そして、この学習会の意味がはっきりしてきた。
アメリカの労働運動の歴史を聞くだけでも新鮮だった。
そしていよいよワークショップ
「スピーチは共感で人と人をつなげる」
「やってみたい、知りたいと思うときに人は動く」
「感情に訴え、感情を動かす」
「その人の人生を変えるにふさわしい言葉かけ」
そういうスピーチをどう作ったらいいのか3つのポイント
私―私たち―今
を意識すること。
これは、約仏や約生と関連してくる。
主語が誰なのかということ。
(1)私の話をする 私はこう考え、こう感じた
それがどうして聞いている人の感情と結びつくのか
そこに、相手の感情と結びつくストーリーが!
(2)私たちの話をする 「私たち」とは何か?それは政治的に分断されているもの
私たちが「私たちであること」を決める
私たちは当事者なのだ
(3)今どうするか 気持ちが変わる前に今すぐに
ということで、例としてシールズの若者の演説を分析
そして、実際に作ってみた
それを実演というところで時間
次回を確認して終了