世界のわかりにくさと、数学のわかりやすさ

昨日、9条の会があった。
最近の情勢についての問題提起があった。
・「嫌中憎韓」をテーマにすると売れるという傾向
・「日本は素晴らしい論」も売れる
・若者の間に「右翼的な」傾向が広まっていること
・国内での格差の問題
・・・
こういった問題を皆さんはどう考えるのか
という提起であった。
 
いろいろな意見が出た。
その中で、私たちの今までの市民運動が、偽善をもっていることを理解していないとダメではないか
という意見があった。
 
私たちは批判をしながら、そういう世界に生きている。
原発の問題にしても電力を使っている。
NHKを批判しながらNHKを見ている。
格差の問題を憂いながらも、自分はワーキングプアだとは思っていない。
・・・
その時に、高みから見ていては決して共感を得ることはできないのではないか
では、どうしたらいいのだろうか。
 
 
あまりに難しいので、ずっと簡単な数学の問題に逃げ始めた。
そういえば、ガロアの理論を考え始めてから2か月目に入った。
毎日4時間ほどいろいろ計算している。
 
今度はまとめてみようと考え始めた。
当然サイトに載せるのだから誰を対象にするのかを考える。
今までは中学生が多かったが、今度は高校生ぐらいでないと難しいようだ。
何と言っても虚数が出てくる。
 
内容は、2次と3次の方程式をガロア理論の視点で解くというもの。
書き始めて気がついたのだが、わかっていないことが沢山ある。
でも、書いているとその問題を考え新しい発見が出てくる。
この世界よりもずっとわかりやすい。