豊かな記憶の海の中へ

もう9月。
しかし、暑い。
8月は忙しかった。
中身が濃密だっただけに、長かったような短かったような1ヶ月だった。
 
暑さのせいか、体調も良くない。
特に眠れないのが良くないということで、
昨日、病院で睡眠導入剤をもらってきた。
 
昨日は各務ヶ原の病院へ行っただけで、疲れてしまった。
よく眠ったせいか、今日は坂道を登っても苦しくない。
 
さて、8月のこと。
何があったのか思い出そうとしても、2,3の事しか思い出せない。
もう何年も前から、やりたいことをノートに書いている。
最初はアイディアノートだったのに、最近は備忘録になってきている。
今日あったことを、記録する方が多くなってきた。
 
このブログも備忘録だろう。
今日の法事で、
「トウモロコシが前歯で食べられんようになった」
と嘆かれた、90歳を過ぎた故人の話を聞きながら、
そういう言葉一つひとつが、
今の思い出として残っていくことの大切さを感じる。
 
私たちは豊かな記憶の海を泳いでいる。
その記憶は、豊かな経験を記憶として留めておくことから始まる。
留めておこうとする、感性はどこから生まれてくるのだろうか。