「不登校の子 寺においでよ」

中日新聞に載った記事

不登校の子 寺においでよ」という見出しが面白い。
これは記者が考えた見出しで、なるほどと思う。
これが実現したのは、高鷲小学校の曽我部校長が平さんと出会わせてくれたから。
コモンを発見し、それを活用していくのは人だから、人との出会いこそがコモンのへそである。

おかげで居場所とは何だろうと考え始めた。
例えば、曽我部さんが話してくれた子どもたちの行動。
「さんさんハウスで子ども食堂をやります。来てください。」と集団下校の時に全校の子どもたちの前でアピールし5年生の女の子がいる。この子のお母さんが「さんさん食堂を手伝うことが生きがいになっている」と言われたという。
この子にとってさんさんハウスは居場所になっている。

寺が子どもたちの居場所になれば、寺が地域のコモンとなる。
そうなれば良いなと願っている。

隠れたコモンを見つけ地域のコモンとしていくのは人である。
小学校へ包丁を返しに行った時に、懐かしい元同僚と出会って話が弾んだ。
居場所の話をしていて、私にとって家が居場所になっているのかという話になった。いつでもここに来てくださいと言われて、みんなで笑いあった。楽しい職員室だ。

次回は11月30日に行う予定。