「なんだこんなことだったのか」

集中力があってよく気がつく人はこんなにうろうろ迷わないだろう。

この前証明した図を何度も書き直して、何度も見つめなおした。
でも、集中力が続かない。だいたい書き込みすぎて何が何だかわからない。
そもそも線が多すぎるんだから、元の図に戻って・・・。
元の場所に戻るということは大事だ。やっと意味が見えてきた。

 点Sは楕円に外接する四角形の極だ。だから、Wが接点となる。この図はKが動く。
この点を見つけるのに4年もかかってしまったのだ。

時間ばかりかかって歩みは少しずつだけど、ちゃんと前に進んでいると思う。
こんなことをやっている人はいないだろう、と思うと同時に、もう誰かが発見しているんだろうなとも感じる。

でも、それをなぜやっているのかというと、たまたま見つけたからだ。
見つけたときはドキドキした。
そして、どうしてそうなるのか知りたくなった。
それを四年も続けてきて、わかってみるとこんなことだったのだと感じる。
どうしてこのことに気がつかなかったんだろうと思う。

でも、いろいろ迷っているうちに様々な場所でいろいろな現象(出来事)と出会うことができた。
それはまた楽しかった。