大鷲白山神社の懸仏

昨日、良いものを見せていただいた。

高鷲文化財保護協会の一般公開で、秘仏の懸仏を参拝することができた。

写真も撮らせていただいた。

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金箔が残っている。

白山信仰神仏習合のため、阿弥陀仏、11面観音、聖観音が多い。

線刻の阿弥陀様もあった。

鏡であった形態を彷彿とさせる。

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年号がわかる一番古い懸仏には、裏に1293年の墨書があり、寄進した人の名前が藤原[ ]と書いてある。

この名前の所がわかれば重大な発見となる。

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左殿の中。右からたぶん神功皇后阿弥陀様、十一面観音、如意輪観音如意輪観音)だと思う。

天王社の本殿はご神体が牛頭天王、11面観音。

講師や参加された方からいろいろな話を聞けて、あっという間の2時間だった。