朝起きたら雪は少し/仏像との出会い

雪が積もるかと思っていたら3㎝ぐらい。
今までの最高の雪?
でも、白くてきれいだ。
写真に撮ろうと思ってカメラを出したら、バッテリーが無い。

昨夜は久しぶりに朝まで眠れた。
一度も起きることなく7時間。

ここの所毎晩2、3回目が覚めてトイレに行っている。
朝まで眠れたけどおしっこは良く出た。
年を取るとこんなことでも嬉しくなる。

今日はサークルがあるので関まで行かなくてはならない。
若い頃はこんなことは何でもなかったけど、しんどいと感じるようになってきた。

 先日知人から本を頂いた。
「仏像美術」と名づけられ、副題に「信仰と美の共存」と書いてある。様々な仏さまとの出会いが記されてあり、それが自伝ともつながっている。
ほとんどの仏さまと出会っていたけど、お一人だけ知らない方がいた。願成就院の制咜迦童子である。運慶の作。金剛峰寺の方は知っていたので、ネットで調べてみた。運慶作に行き当たるまでの歴史が書いてあった。

運慶仏 発見物語

金剛峰寺の方の八大童子を見ていたら、その中の一人矜羯羅童子(こんがらどうじ)に目が行った。出会った子どもたちに似ている。こちらの方が好きだな。
何となく悲しそうで、何となく頼りなさそうで、それでいて心をもっている。

 さて、この本の主題を私なりに考えてみると、「優れた美術としての仏像から信仰へ」という道筋が浮かび上がる。
このことは以前から考えていて、法話では何度も取り上げている。
熊野観心十界図山越阿弥陀図阿弥陀仏像から見る弥陀信仰の変遷、空也上人像、十一面観音のこと、即身仏と死の準備、善財童子、・・・など。
でも、これは書くことは控えてきた。というのは著作権に引っかかる。しかも名号一つと仏像との整合性があるかなどで。
この本を読んで、やはり書いてみようと思い出した。