2017-05-03 専奉斯行 唯崇斯信 #宗教 名畑応順師の書を時々眺める。 何度も見ていると少しずつ中身が変化してくる。 応順師はどういうお気持ちでこれを書かれたのか、とか。 以前はこの言葉のみだったが、 この言葉の前の言葉が大きくのしかかってくる。 穢を捨て浄を欣ひ、行に迷ひ信に惑ひ、心昏く識寡く、 悪重く障多きもの、ことに如来(釈尊)の発遣を仰ぎ、かならず最勝 の直道に帰して、もつぱらこの行に奉へ、ただこの信を崇めよ。 この前半部分はまさしく私のことである。 その私が唯一行える行、いや、行うのではない。その行につかえる。 そして、その信を尊ぶ。