彼岸なのに墓が雪に埋もれている

一週間前は、かなりの雪が降ったが、ずいぶんと解けている。
でも、2mほどある家の裏と寺の前の除雪をした。
2時間ほど除雪をしていたら、ついに鼻炎になってしまった。
くしゃみと鼻水が止まらない。
 
明日は彼岸なので、墓地に行ったら、雪がまだ1mほどある。
墓石だけは頭を出していたが、他は埋まっている。
除雪できるような雪の量ではないので、花を活けるのをあきらめた。
こんなことはここ十数年は記憶にない。
 
八幡では、今日は暖かく、外を見るとムクドリが歩いていた。
イメージ 1
  
ベイトソンは、世界←→精神←→意識を明確に自覚している。
意識は精神のほんの一部であり、意識が精神とどのように交流しているのかを意識している。
そして、精神はこの世界をどのようにとらえているのだろうか。
その部分は意識に上らないだけに、神秘的な部分なのだ。
 
そして、少なくとも目的的な意識は精神を正しくはとらえられないということを明らかにしている。
自己は世界をどのように知ることができるのか。
 
「水平線は双曲線」が頭を離れない。
この考え方で行くと、直線も双曲線となる。
以前考察した時には、そこまでわからなかった。
37、絵 と 数学 (ルネサンスの数学) ―透視図法は世界をどう変えたか― (2001.7)
カメラが写す像は、レンズのせいで歪んでいるのではと思っていた。
でも、そう見えるのが本当なのだとやっと気がついた。
イメージ 2
障子はこのように見えているはずなのだ。
理由は、サイトの中のエッシャーの絵を見てほしい。
私たちの見るという行為も編集されているのだ。
 
水平線から円錐曲線に行き、さらに射影幾何学とたどり、見るということまで至ったのは、
ベイトソンのおかげである。