マララさんの国連演説

マララさんは、
2012年10月9日、通っていた中学校から帰宅するためスクー
ルバスに乗っていたところを複数の男が銃撃。頭部と首に計2発の銃弾を受け、一緒にいた2人の女子生徒と共に負傷しました。15歳の時でした。パキスタンで女性の教育権を訴えていたことが撃たれた理由でした。
マララさんの16歳の誕生日を迎える7月12日に米ニューヨークの国連本部で演説を行いました。
 
彼女の寛容の精神はすべての宗教に通じるものです。
タリバンは、彼女が欧米の文化を推進していたと犯行声明を出しましたが、
教育の中身はその人が選ぶべきものであり、何よりも教育は平和でないとできません。
彼女の演説の一部です。
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私は、自分を撃ったタリバン兵士さえも憎んではいません。私が銃を手にして、彼が私の前に立っていたとしても、私は彼を撃たないでしょう。
これは、私が預言者モハメッド、キリスト、ブッダから学んだ慈悲の心です。
これは、マーティン・ルーサー・キングネルソン・マンデラ、そしてムハンマド・アリー・ジンナーから受け継がれた変革という財産なのです。
これは、私がガンディー、バシャ・カーン、そしてマザー・テレサから学んだ非暴力という哲学なのです。
そして、これは私の父と母から学んだ「許しの心」です。
まさに、私の魂が私に訴えてきます。「穏やかでいなさい、すべての人を愛しなさい」と。
 
 
1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、それで世界を変えられます。教育こそがただ一つの解決策です。エデュケーション・ファースト(教育を第一に)。
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ぜひ演説を聞いてください。
イスラムのこともわかると思います。