母の入院、鷲見周保さんのこと

今日病院へ母を連れて行った。
一人では到底無理だった。
玄関に車を付けた後、次から次へといろいろあったので、車を移動させるのを忘れて終わってからそのままだったことに気がついた。エンジンはかけっぱなしだった。

「もう帰れんかもしれんな」と母が言っていたが、主治医の先生は「リハビリも含めて退院を目指しましょう」と言ってくださった。


シンポジュウムの後、懇親会で横浜から参加下さった若原さんと話をした。
若原さんのお母さんは高富の鷲見家の出で、お父さんは周保さんの弟。
高富でも貧しかったので、満州へ行き、敗戦で大変な思いをされたと聞いた。
お兄さんの周保さんは勉強ができたので海軍に入り、造機大佐まで出世している。
この経緯は猪山家と同じ。
海軍を退職してから先祖のことを調べ始めたという。
その成果が「鷲見家史蹟」となって結実した。
この本は日本系図学会から出版されている。
以前から感じていたけど、この本はかなり広範囲に深く調べてあり、鷲見氏研究の基本資料となっている。
周保さんも第二の人生を歩みだした人だったということを今回初めて自覚できた。