「昔遊び」と「発達の最近接領域」

「サンサンハウス」で、ポプラの学童の1・2年生16名と笹船を作ってから近くの用水で流す→竹けん玉→竹ぽっくり・竹馬・水鉄砲をやった。

子どもたちのノリがよかった。
さすがに竹馬は2年生でも難しい。
竹ぽっくりは自在に乗り回していた。

水でっぽうが固すぎてスムーズに押せないというので、少し緩めにした。
ついでに取っ手も取り付けた。

輪と棒だけのけん玉はすぐにできたので、さらに難しい次のようなけん玉を3組作成。

笹船を作るのもなかなか難しかった。

勉強よりも遊びが大切

だって面白いから
 人から学ぼうとする
 集団から学ぼうとする
 自然から学ぼうとする

子どもたちはなかなか笹船が作れない。
でも作り方を援助するとできるようになる。
他者の援助によって今日できたことは、明日(明後日かもしれないけど)は一人でできるようになる。
この差(あいだ・あわい)を「発達の最近接領域」という。

「私にできること」と「できないこと」と二つに分けるのではなく、その「あわい」の領域がしっかりと存在するのだ。
それも子どもの能力といってもいいというのがビゴツキーの説。