6名の参加。テーブルがビニールカーテンで仕切ってあった。
これならもう少し宣伝しても大丈夫だ。
仏さまからのいただきものである現生十益の話。すべて対比で説明。
金剛の真心を獲得すれば、横に五趣八難の道を超え、
かならず現生に十種の益を獲。なにものか十とする。(↔は対比)
一つには 冥衆護持の益、↔ 祟りにおびえる
二つには 至徳具足の益、↔ 煩悩具足・罪悪深重
三つには 転悪成善の益、↔ 愚痴だけの人生
四つには 諸仏護念の益、↔ 護られていない・見捨てられている人生
五つには 諸仏称讃の益、↔ けなされ・馬鹿にされる人生
六つには 心光常護の益、↔ 真っ暗闇の人生
七つには 心多歓喜の益、↔ 悔やみの人生
八つには 知恩報徳の益、↔ 呪い・恨みの人生
九つには 常行大悲の益、↔ 人を愛せない・ねたみの人生
十には 正定聚に入る益なり。 (註釈版聖典、二五一頁)
正定聚の益については「祖父になった」例えで。
仏様の救いとは「お育て」のことで、「お育て」とは私が変わること(教育)。
だから、聴聞は生涯学習であって、しかも究極の「お育て」は死後に待っている。
それにしてもこんなにも愚かで傲慢な人間を、見捨てずに必ず救うという仏はよほど変わりものだと思うという話になった。
みなことごとくおそるなり
かげのごとくに