精神の相続

Zoomで岐生研の会議に参加。
外は大雨。

組織の若返りをどのようにしていくのかという課題をみんなで考えた。

これは難しい問題だ。
必要だから何とか継続したい。持続可能性を高めたい・・・

でも、今まで続いてきたからこれからも続くだろうとは言えない。
お寺(宗派)が何百年も続いてきたからその知恵から学ぶことができるはずとは言えないところがある。

私は、どのようなものも始まりと終わりがあると考えている。
でも、そこには相続していかねばならないことが必ずあると考えている。
それがあったからこそ、伝統芸能や祭りや寺院が何百年と相続されてきた。

そこには相続されるための不断の工夫があった。
ただ、前のものをつないできただけではないのだ。
時代に合わせ、周りの影響を受けながら、変化しながら、つないできたのだ。

つまり、新しく作り直す(変化する)からこそ相続していけるのだ。
とすると、どのようなことを、どのように新しく作り直すかこそが問題なのだ。
そう思う。

継続と革新
柔軟でありながら芯がある
温故知新

昔の人は相反する(ように見える)ものをどのように調和してきたんだろうか。