島田幸昭師の四十八願を勉強している。
今まで、四十八願は、それぞれ矛盾していたり、おかしな表現だと思っていた。
このような読み方があるのだと感心しながら読んでいる。
このような仏国土であってほしいという心からの願いである。
何百億もの仏国土から選び取った最小限の願いである。
つまり、「願い」としての憲法である。
ルールを作るためのルールとしての憲法は考えていた。
国民の願いとしての憲法は細かく細分化することはできない。
それは、国民全ての願いは存在するのかという問題につながる。
ポイントは「全ての国民の願い」である。
これが難しい。
国民の願いが異なっている場合はどうするのか。
この問題こそが、四十八願の大きなテーマなのだ。