久しぶりの積分

数学をやったり、仏教のことを考えたり、古文書の編集をしたりと混乱してくる。

先日の実数研のレポートの中に面白い問題があったので考えてみた。
実は聞いているときはほとんど理解できなかった。
だから、例によって理解するのに実際に作ってみる。

区分求積法(二つの方法)
こうやって作ってみると区分求積法の考え方がわかる。
問題は「ルベーグ和」の二行目を求めようというのだが、私には解けなかった。
でも、気になって取り組んでみた。というのは「ルベーグ積分」との関連と「問題の作り方」に引かれたからだ。
やっぱり私は実際に作ってみないと理解できない。

さてこれはルベーグ積分というよりはy=x^2とy=√xの区分求積の仕方だ。
そして、y=x^2の面積は1/3となるので、y=√xの方は2/3となることがすぐにわかる。ので、y=√xの原始関数もわかってくるというストーリーが考えられる。

数学の方法の一つに拡張がある。
y=x^2の方の積分は簡単にできるが、区分求積法でやると級数が出てくる。
としたらy=√xも級数にできないだろうかと考えてしまう。

級数の和を求める美しい公式 を一般化できないか考えてしまった。

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