人体・・・ミクロの巨大ネットワーク

3年ぶりに屋根の雪を少し降ろした。

NHKBSで「人体 神秘の巨大ネットワーク」をやっていて途中から見た。

受精卵のたったひとつの細胞から、それぞれの臓器がどのように創られていくのか。

赤ちゃんの多様な細胞がどのように出来上がっていくのか、それはメッセージ物質によって、母体との会話、そして隣の細胞との「会話」を通じてだ。
「ここにいるよ」というメッセージには感動のあまり涙が出てきた。

臓器のうちで最初に出来るのが心臓、そして心臓の横に肝臓ができる。これも心臓の発するメッセージ物質によってできる。さらにほかの臓器へと。矢印はメッセージ物質によるメッセージととらえると臓器同士の相関が浮かび上がる。
この時、陰陽五行の図が思い浮かんだ。
これはミクロのメッセージ物質の関係やその基となる体用を表しているのでないかと。
矢印の向きが反対なのが気になるけど。

そして肺などの分岐構造も陰陽の単純なプログラムで作成されるという。
これは木の枝分かれのプログラムが再帰プログラムでできることを思い出させる。

 

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 このように単純ではないけど、すべてのものは相関している。
その相関の中に私たちが存在している。
いや、この相関自体が私たちなのだ。
それを縁起(空)という。