二か月ぶりのプチ法話会があった。
6人で距離をとって行ったが、久しぶりでたくさん語りたいことがあって、50分近くしゃべってしまった。
主なテーマは「ZOOM法話会」のことと「ユーチューブでの法話」のビデオのこと。
オンラインで法話をしたりユーチューブで法話を見たりすることは、リアルとどう違うのだろうかと問題提起。
実はここまで技術が進むと、リアルにかなり近づき、ほとんど変わらない。
しかも良い点がある。
それは、オンラインの方が対話が増えること。
一方的な語るだけの法話では質問をすることはなかなかできない。
周りを気にしてしまうのだ。
でも、オンラインの法話だったら、一対一の対話だけでなく、グループの話し合いも簡単にできる。
つまり、普通の法話よりもコミュニケーションが取れるのである。
そして、ユーチューブで法話を聞くと、解からないところを何度も繰り返し聞くことができる。表情と雰囲気がわかるからかなり微妙なニュアンスも伝わってくる。
そうすると、対面での法話会しかできないことは何だろうと考えざるを得ない。
対面だとそこへ身体を運ぼうと考えるからそもそも意欲が違うのでは?
という意見が出た。
でも、瓜生さんがこんなことを語っていた。
あるおばあさんが、この状況の中で彼の法話を何とか聞きたいと願い、ZOOM法話をしていると知って、タブレットを購入し、息子さんに設定してもらって参加したと。
お年寄りにとってZOOM法話会に参加するのも身体を遠くまで運ぶのも困難さから言ったら変わらない。
いよいよリアルな法話の意味が問われる。
連研は9月まで延期になった。
それまでに内容をしっかりと検討しなくっちゃ。