BDレコーダーと記録の整理

先週の金曜日にBDレコーダーが届いた。

VHSレコーダー以来初めて買ったものだ。
ほんの少し前まで買おうとは思わなかった。
孫の為に録画する必要が出てきて、一番安いのを購入したのだ。

録画を初めてから気が付いた。

(1) いつでも見える

 これは当然なのだが、今までその時間にいないからとか、見るために夜遅くまで起きていることを考えなくても良くなった。

(2) 何回でも見える

 放送大学の番組は一回見ただけではわからない。でも、そこで巻き戻して何回も見るうちにわかってくる。

(3) 早送りで見える

 早送りにしても声が聞こえる。これは初めて体験した。どんな内容か知りたいときには早送りして聞けば、あらすじがわかる。

この中で特に気に入ったのが(3)だ。
時間がない中で時短で見聞き出来ることはありがたい。
ところで、何回でも見えるのと、早送りで見るとは異なるところがある。
何回でも見える方は「思い出」のようなもので、早送りで見る方は「思い出す」ようなもの。「思い出」と「思い出すこと」は違うことなのだ。

いろいろ録画しているうちに記録について以前からの問題があることに気が付いた。
録画しているものをいつ捨てるのか、どうなったら捨てるのか、という問題。

思い出の写真は捨てることができない。
思い出の記録も捨てることはできない。
だからどんどんたまっていく。
ハードディスクの容量を大きくしていく。
しかし、人生はハードディスクの容量を大きくするように大きくはならない。
やはり捨てるしかないのだ。

とすると、何を捨てるのか=何を残すのかは大事な事なのだ。