寝ようと思って床に就いたが眠れないでこれを書いている。
昨夜の除夜会には70名ぐらいの方が参ってくださった。
昨年よりも多く用意したゆず湯が足りなくなった。
子どもたちには地獄絵の話をした。
小さな子たちが六道輪廻の話を真剣に聞いているのが何だか面白かった。
六道の話は、自分自身の話だ。
欲望の餓鬼、楽しみの天界、争いの修羅、生活の人間、愚かさの畜生、そして汚れの地獄・・・
この子たちが平和に生きる一年であってほしい。
平和とは六道を輪廻しないこと。
いや、六道を越えていく道を見つけること。
その道を大人が示すことができるかどうか。
大人の責任とはそういうことだろう。
子どもたちは何よりも私たちの希望なのだから。
仏の子だから。
20年ぶりの雪のない正月