思い込みと勘違いから発見が生まれる

図書館から借りていた「辞書になった男」を読了
ジオジェブラで複素積分を計算
 
ことばは鑑である ことばは不自由な伝達手段である
複素数積分は計算できるが、それを定義通りにやったらどうなるのか
 
人はことばによって世界を表わし、それは感覚の世界を表わすようになり、やがて心を生み出した
定義通りにパソコンに計算をさせるとその通りの結果を出す
 
心を持ったことで自我が芽生え、自尊心や虚栄心、猜疑心も持った
その結果が計算の結果と一致すると感動する
 
心は暴走する傾向があるので道徳心で規制する 
パソコンはとても便利なのでいろいろ妄想して試そうとする
 
そして、他人と協力するようになったが他人に嘘もつくようになった
思い込みからたびたび間違いを犯す
 
心は苦悩や葛藤も抱えるようになった
しかし、思い込みや勘違いは、関係ないと思われることをつなぎ合わせ新たな「発見」を見出す
 
この発見こそが新しい希望を生み出す。