χ2乗分布

今度の数学教室のテーマは「確率と統計」なので、統計について新しいことも学んでみようと考えた。
一番簡単な例で、
「男女比が50パーセントの時、任意に取り出したグループの比はどうなっているのだろうか。」
これを調べるのにχ2乗検定を使う。
昔やったが全て忘れ去っている。そもそも理解できなかったという方が正しい。
 
そこで、例の「身体で学ぶχ2乗検定」。
ノートはエクセル。シュミレーションや計算やグラフがすぐにできる。
やっているうちに、疑問が出てくる。
それを確かめる。確かめるうちに少しずつわかってくる。
疑問を出して、それに仮説をもって確かめていく方法は自分なりの理解のしかたと同時に、
応用の方法も身に着けることができる。
 
歳とともに、だんだん理解が遅くなっていることは間違いないが、
この方法は私の身についた学び方だ。
 
さて、今日の画像は「楕円水槽」の動画。
二次関数の授業で、放物線の性質をオリガミをしながら見つけていく。
オリガミを使うと、放物線には焦点が1つあり、その焦点には重要な意味があることがわかる。
円のオリガミでは楕円が出てきて、焦点が2つ見つかる。
 
この楕円をアクリルで作成し、水を入れて一方の焦点にスポイトで一滴の水をたらす。
すると、波紋ができる。
この波紋がどのように広がるのか。
当然、楕円の壁にぶち当たって反射し、また集まる。
音波や電波も同じ波である。
 
ちなみに、放物線は楕円の焦点の一つが無限に遠くなったものである。

楕円水槽