放物線の外接三角形の極線は重心を通る

以前発見したことを、命題にしてみた。 

放物線の外接三角形の極線は外接三角形の重心を通る

つまり「重心の極線は極を通る」

ちなみにBを動かして極Oとx648を一致させると、極線はオイラー線とぴったり一致する。そして、極の軌跡が不思議な曲線を描いている。

そもそもの発端は、逆に三角形から内接円錐曲線を描いたときに、オイラー線の極がx648と一致することを見つけ、円錐曲線が放物線になることを予想した。
さらに他にも放物線になる場合があることに気が付き、極線が重心を通る時に放物線になることも予想できた。
そこで、作図を逆にやってみたのだ。するとぴったり。これは証明したと同じだと思うけど、やっぱり証明は必要なのだ。

きちんと作図をすると確かにこの命題は言えるのだけど、いざ証明しようとすると難しそう。誰か証明に挑戦してくれないかと願う。

[図の説明]Bは直線IE上の点。
Oは外接三角形の極でその極線は必ず重心Gを通ることがわかる。

これで放物線の外接三角形について①外接円が焦点を通ること垂心が準線を通ること極線の極線が準線で二等分されること。そして今回の④極線が重心を通ること
これで4つの性質が見つかった。

放物線の外接三角形という特別な場合だけど、意外に不思議な性質があるものだ。
これを楕円でも言えるのかと調べてみると、放物線だけのよう。
だから、それはどうしてなのかと気になる。