読書

墓掃除をしなくてはならないのだが、
外へ出るのがいやで、毎日本ばかり読んでいる。
図書館から借りてきた本だ。
返却の期限が迫っているので読んでいる。
 
もう何年もこの方法を使っているが、
私にはあっているようだ。
借りた本のなかから、特に気に入った本は購入する。
 
というのは、私は本に書き込みをいれないと読んだ気がしないからだ。
図書館の本は書き込みができなく、ノートをとっているが、
時間がかかりすぎる。
かといって全て買ってしまうと、置く場所がなくなる。
ということで、今の方法になった。
 
 
昨夜、100分で名著でフランクルの「夜と霧」をやっていた。
これについてはずっと前に書いているので、
興味があり見た。
 
人生の意味について話していた。
アウシュビッツの状況のことについてと
現代の状況がよく似ているというのが私のとらえだが
番組ではあまり強調されていないのが気になったが
内容についてはよく考えられていた。
 
私たちは「人生に期待する」という生活をしている。
しかし、それは欲望の生き方である。
そうではなく、「人生が私たちに何を期待しているのか」
と問うた時に、
人生の方から私たちに使命が与えられていることに気がつく。
それはミッションである。
 
人生に期待する生き方は、期待が満たされない時は絶望する。
その逆は、人生から意味を見い出そうとする。
そして、どんな人生でも意味を持っている。
 
「意味」を見い出すことができるかどうかは、
私のまわりに私を待っている人、モノ、コトがあることに
気づくことである。