放送大学で「初めての気象学」を見ていたら、酒井敏先生が説明をしていた。
どうして夏には地表気温が上がるのか。
車の温度はとても上がるけど、ミニカーを同じところに置いても温度は上がらない。
それはなぜか? (体積は3乗に比例し表面積は2乗に比例する)
そして、工場の屋根は気温が上がって、植物があるところはなぜ気温が上がらないのか。 (だけどゴルフ場は山の中にあるのに気温が高い)
何年も前に見つけたフラクタル日除けがどうして温度を上げないのかようやくわかったので記録しておく。
「 74、教材の部屋
・・・数学の教材、理科の教材、その他いろいろな教材を写真で紹介」
御在所SA(東名阪道)で見つけたフラクタル日除け。三角錐をフラクタルにしている。これはシェルピンスキー四面体で作られている。フラクタル次元は2。曇っていたので影は見えなかったが、温度を下げる効果はあるという。
木が温度が上がらないのは、葉のつき方がフラクタル次元2に近くて、風通しがよくて光は受けるけど温度が上がりにくいからという。植物に学んで日射を遮って風通しを良くする人工物がシェルピンスキー四面体。
二次元というのは本当だろうかと設計図通りに実際に作ってみた。
確かに平面(二次元)から織り込んで作ることができる。
平面からできるけどフラクタル次元が2とは限らない。
半角数字を入力してみてください(例えば1,2,3・・・)。シェルピンスキーの三角形を作図します。