これは「労働」?

GeoGebraで時計を作ってみた。

時間は60進法で小数は10進法なので混乱して何度も間違えた。
それにしても秒はあまりにも細かすぎるし、時はあまり変わらない。

 

 これを作るのに半日かけた。
ではこれは労働と言っていいものだろうか

もう一つ
座ってばかりでは身体が鈍るので、雪下ろしをした。
そして、その雪でアンパンマンの雪だるまを造った。
汗びっしょりになった。

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 これは労働だろか?

これらを作ることでお金は全く入ってこない。
お金が入ってこないから労働ではないという人は、
労働を「お金を得るために働くこと」と定義している。

マルクスの労働の定義をみてみよう。
人間は、他の生物と同じように、絶えず自然に働きかけ、様々な物を生み出しながら生きている。家や服や食べ物を得るために自然に働きかけ、自然を変容し、自らの欲求を満たしていく。「このように自然を規制し、制御する行為こそが『労働』である」

この定義からすると、私の行った二つのことは「労働」である。
最初のは数学的自然に働きかけ、それを規制し、制御し、変容している。
目的は時間について少しでもわかりやすくするためと、GeoGebraで時間を測ることができることを知らせたいためである。

二つ目は雪という自然に働きかけ、雪下ろしで制御し、併せて雪だるまを造った。
出来たら孫(子どもたち)に見せたいから。

 気がついたけどこの定義だと「遊び」も労働になるな。

さて「労働」がわかったとしたら、この労働がどうお金に変わるのか。
それは労働の生産物が商品となることによってである。
最初のアプリを商品にすればお金が入る(買ってくれれば)。
雪だるまを商品にすればお金が入る(それは無理か。でも雪だるまを造るという労働を商品にすればお金が入る)。
このブログを商品にすればお金が入る。
というか私にはお金は入らないけど、このブログもすでに商品になっている。

 だんだんしくみがわかってきたぞ。