マッハの本

こんなに暇な正月は初めてだ。
今日も雪下ろしをした。
下した雪を使って滑り台を造った。
孫は来ないけど。

子どもたちに渡すいろいろなアイテムがある。
たいていは持ち運びの良いように紙で作っている。
その一つに「マッハの本」がある。

この名前は最近知ったのだが、作ったのは30年以上も昔だと思う。
まずはその動画。

 

 カメラだと両目で見えるけど、実物を見るときは片目で斜め上から見る。
ボールペンを差し込むとどのように折れているのかがわかると思う。
この原理を探るgeogebraのアプレットを作ってみた。

 

 作った本人でさえ、こちらに開いているのか、向こうに開いているのかわからなくなる。これも錯覚の一つであるけど、私たちは脳で見ているので、二つの反転図形のどちらか一つしか見えない。つまり、私たちは目で見た知覚体験を脳で再構成している。

 

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真ん中で折ってあるだけ。
簡単に作ることができる。