COVIT19の心理的パンデミック

一昨日は夜中に何度もトイレに行った。
ところがおしっこが出るまでに20分以上かかる。
寒い中でウンウンうなっていると体がおかしくなる。
そして眠れない。
その日は朝から変調をきたす。
こんな日が一週間に一度はある。

ついに学校を休みにして欲しいと総理が要請した。
当然すべての学校は休みにせざるを得ないだろう。
患者が出ていない地域も。

学校が広がる大本だからこれは基本的な対策なのだけど、現場は大変だ。
卒業式はどうするんだとか、入試はどうするんだとか、授業はどうするんだとか・・・

すでに、心理的パンデミックに陥っている。
こういう予期できない状態におちいった時に、
「心の働きは未知の状況に陥った時に生ずる予想外の行動の発現として現前する」
というダンゴムシの話を以前書いたけど、まさにここで私たちの「心」が行動として発現する。

「もうすでに蔓延しているのではないか」と思ったり、
「大丈夫、心配しすぎ」と思ったり、
感染している人を差別したり、
過剰に反応して咳をしている人を拒絶したり、
コロナ小学校と虐めたり、
・・・
こういう状況だからこそ、私たちの普段は隠されている「心」が表れてくる。
もちろん政府や行政の「心」も。
いずれにしても経済活動は大打撃で、さらにこの先どんな事態に陥るのか予測できない。これは単なる病原体の問題ではなくなる。
と煽っててしまうのも私の心の顕れであろう。

そもそも、もしかしたらコビット19かもしれないと思っても、
それを確かめるすべが私たちには無いか極めて制限されている。
これが不安を生み出す最大の原因だろう。